肉の種類によって扱い方が違ってきますが、
どの場合も、調理前に常温に戻しておくことがポイントです。
肉を冷蔵庫から出したばかりの冷たいままだと、
焼けるまで時間がかかり、
せっかくのうまみが逃げてしまいます (>へ<)
●厚切りの肉はたたく!(牛肉・豚肉)
肉たたきやめん棒などでたたいて繊維をつぶし、
厚みを均一にするようにしながらやわらかくします。
●縮まないよう筋を切る(豚肉)
焼いた時に縮まないよう、脂肪と赤身の間の筋のところに、
包丁で何ヶ所か切り込みを入れましょう。
●フォークで皮に穴を開ける(とり肉)
皮の表面にフォークの先でブツブツと穴を開けます。
これは、火の通りと味をしみ込みやすくするためです。
●塩、コショウは焼く直前に!
塩、コショウをしてから、時間が経ってしまうと
水分が出てしまい、結果的に風味が悪くなります。
●皮の方から焼く(とり肉)
皮付きのとり肉は、必ず皮の方から焼きましょう。
身の方から焼くと、反り返ってしまい、見栄えも悪くなります。
●肉巻きは巻き終わりから焼き始める
タンパク質は熱によってかたまるため、
巻き終わりを下にして焼き始めると、
巻き終わりをくっつける役割をしてくれるので肉がはがれにくくなります。
【ハンバーグを焼く時のコツ】
●形を整えるとき中央をくぼませる
ご存知の方も多いと思いますが、焼くと中央から膨らむので、
形を整えるときに中央を少しくぼませると火の通りもよくなります。
●ふたをして蒸し焼きにする
まず、強火で両面に焼き色をつけてうまみを閉じ込めてから
ふたをして弱火にし、中まで火をとおします。
この時、赤ワインや水を加えると焦げつきを防げます。