タイ料理・インド料理・スペイン料理などの料理を食べさせてくれる
お店が日本に何件もあるように、各国の料理が親しまれています。
各国の料理などで使用される香辛料やスパイス、ハーブを紹介します。
●コリアンダー(パクチー)
香菜。
タイでは「パクチー」中国では「シャンツァイ(香菜)」と呼ばれる
独特の匂いを持つ香辛料です。
特にタイ料理といえば「パクチー」を想いうかべる人も多いほどに
タイ料理にはよく使われています。
コリアンダーの抽出物には抗菌性があり、
その粉末は食材の腐敗を防ぐ作用があります。
●ナムプラー (ナンプラー)
魚醤 ニョクマム しょっつる
ナム=汁 プラー=魚という語源
魚に塩を加えて腐敗を防止しながら発酵させた調味料。
日本では魚醤といい、秋田のしょっつるが同じような調味料です。
ベトナムではニョクマムと呼ばれています。
●レモングラス
レモンの香りが特徴的なイネ科のハーブ
根元はスープやカレーに、トムヤムクンの香りづけにも
使われています。
利尿、月経促進、消化促進などの効果があり。
●スイートチリソース
いったい甘いの?辛いの?と思われる方も多いと思いますが、
一瞬甘いようで後からじわじわ辛くなる・・・といった感じ
だと思います^^。
料理のつけだれとしてよく使われています。
●サフラン
鮮やかな黄金色になるスパイスで、きれいな色と独特の風味が特徴。
有名な料理にスペインのパエリアやインド料理のサフランライスが
あります。
●ターメリック
うこん。 熱帯アジア原産のショウガの根茎で、
独特の香りと苦味があります。
カレー粉の原材料で成分のクルクミンが黄色の色のもとになっています。
主に色をつけるために用いられ、インド料理で多く使われています。
臭みを消す効果があるので、魚貝のカレーなどを作るときには、
下ごしらえ時に魚貝にターメリックをまぶしておくと良いそうです。
●ガラムマサラ
インドのブレンドスパイスで、「マサラ」とはスパイスを混ぜたもの
という意味です。
主にカレーなどの仕上げに加えて香りを出すのに使われていますが、
インドでは、各家庭ごとにこのガラムマサラを調合し、
様々な調理に使われています。